そう布団の中で泣きながら言い合いました。
その時私は家の仏壇で婆ちゃんが唱えていた。
南妙法蓮華経を思い出し、
心の中で何回も何回も唱えました。
すると、一度足跡が落ち着きました。
カタカタカタカタカタカタ…
あぁ。やっと終わった。
「怖かったな。」目を腫らしながら
そう私は2人に言いました。
2人から何の返事もありませんでした。
突然起きた恐怖からでしょうか。
2人は泣きながらにいつの間にか寝てしまっていました
僕も寝よう。そう思った瞬間でした。
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
またあの下駄の音が部屋の周りを
何周も何周も何周も何周も走り始めました。
「やめてくれ。やめてくれ!」そう頭で思いながら
南妙法蓮華経を心の中で唱えました。
すると、足音が段々と段々と緩くなってきました。
カタッ、カタッ、カタッ、カタッ
まるで、最初の時のような音になり、
私は恐怖心を押し殺し、また少しの興味から
その音がする方に、目を向け、追いかけました。
カタッ、カタッ、カタッ、カタッ。
そうすると、次第にピタッとある場所で止まりました。
そこは私が最初で寝ると言っていた
あのタンスでした。
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 1票























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。