少し疲れた
ちょっとばかし休もう
俺は目を閉じた
・・・
・・・・・・
おなかが空いた
もう夕方か
晩御飯はまだだろうか
いつもならお母さんが晩御飯よと声を掛けてくれるはずなのだが
きっと今日のご飯は時間がかかるものなのだろう
キッチンに行ってみよう
キッチンに行って何か運べるものがあればお手伝いをしよう
俺はキッチンに向かった
するとそこには父さんがいた
珍しい
滅多にキッチンに近づくことはないのに
しかも何か作っているようだ
父さんが料理?
そんなの初めてだ
いったいどういう風の吹き回しだろう
俺は父さんに話しかけた
「父さん。料理しているの? 母さんは?」
すると、父さんはゆっくりと振り返った
「ああ。もうすぐできるからね」
その手は真っ赤に染まっていた
いや、手だけじゃない
顔も肩も足も赤に染まっていた
とんでもない異臭が俺の鼻を襲う
これは血の臭いだ
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