ここで変なシスコン根性が発揮されて、どうせビビらせるなら…と、マイナーなホラービデオを借りることにしたんです。
ほら、『呪怨』とか、有名なビデオを借りたとて、すぐにバレてしまいますから、面白くないでしょう?
ホラーのコーナーにあった、知らないタイトルのビデオを引っ張り出して、レジに行きました。
レジでも変なことは起きず。
普通に家に帰りました。
んで家に着いて、姉に見せる前にビデオの内容をチェックしようと思いまして、1人で再生してみたんですね。
個人撮影なのかな?結構古めの画質といいますか、ガビガビな感じで、ホームビデオみたいな?
おそらく親が娘を撮ってるって画角の物でした。
所々でノイズや、人の呻き声みたいなのが入ったりとか、家の中にいる何かの気配みたいなのが匂わされたりとか。
あと、ドアップの顔ですね。画面の端から少しづつ画面中央に向かってずり出てくるんです。
頭、おでこ、目。確かに少し怖い顔でしたけど、なんというか……チープでした。
怖がらせよう!っていう意図が透けすぎてて、逆に怖くない。みたいな?
まあ、褒められる点としては、親が撮影してるって体裁の作品なのに、両親っぽい存在が微かに映ったりしてて、誰が撮ってるの?っていう怖さはありましたけど、匂わされるだけなので別にどうでもよかったです。とりあえず残念な作品でした。
ま、目的は姉を怖がらせることですので。
早速、帰宅した姉を呼びました。面白い映画借りてきたんだー!って言って。
姉は、「なになに?気が利くじゃん!」って感じで全く怖いビデオだと思ってないって感じで私の部屋に来て、
早速、ビデオを再生してみたんです。
古い画質の、ホームビデオ。親が娘を映し始めた辺りで。
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姉が爆笑したんです。
何か面白いところあった?って聞くと、
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『だってこれ、私の小さい頃のビデオでしょ?笑 どこにあったのよー笑』
って。



























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