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家事を一段落を終えて昨日の晩御飯の残りをおかずに居間で昼御飯を食べていると、突然呼び鈴が鳴った。
ポォォォォォォォォンンンンンン!……
─誰だろう?
宅配便かしら?
ポォォォォォォォォンンンンンン!……
インターホンを外し、耳に当てる。
と同時に横のディスプレイを見たが、薄暗い表の様子が見えるだけだ。
「どちら様でしょうか?」
恐る恐る尋ねてみたが何の返事もない。
私は受話器を戻して玄関まで歩くと、ドアチェーンを付けたまま鍵を開けて隙間からそっと外を覗く。
驚いたことに、先ほどまであんなに降っていた雨はピタリと止んでおり、その代わり何故かまるで夕暮れどきのように辺り一面が朱色に染まっている。
玄関ポーチと門付近に目をやったのだが、誰もいない。
そしてドアを閉めようとしたときだった。
ゴォォォォォ…………ンンンンンン………
ゴォォォォォ……ンンンンンン………ゴォォォォォ……ンンン
どこからか聞き慣れない打楽器の音色が、微かに聞こえてくる。
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