俺たちはテンションがさらに上がったが
扉にはチェーンが掛かっていた
だが錆びたボロボロのチェーンだった為に
これは壊せるなと言う話をして大きめな石など無いか周辺を皆で探した
ちょうど良さげな大きめの石で何とかチェーンの破壊を試みた
だいぶ時間が掛かったが、破壊に成功して刀を手に入れることが出来た
この刀 模擬刀とかじゃなくて本当にちゃんとした切れる刀剣でサビなども一切なくて
本当に手入れが行き届いているのが素人にも分かるほどツヤ、テリがある刀だった
そしてそんな綺麗な刀を振り回して遊んでいたのだが、何かの気配を感じとったAが
おい!なんか誰か来た!隠れろ!
と全員斜面に走り各々 木の影に隠れる
隠れてから少しすると土や枯葉、小枝など踏む時に鳴るジャリ、パキパキと言う足音が静まり返った山に響き渡ってくる
俺たちはアイコンタクトを取りながら
向こうから誰か歩いてきてるぞと顎でジェスチャーをする
そうすると背負い籠(しょいかご)を背負った
男の人でボロい着物?とみたいな 本当に昔の人の格好をしている人が歩いてきた
ただこの男 何か異様な違和感があった。それは後に分かる事なのだが…
男はこちらには気付いてはいないが、とんでもない事が発覚する。お社の扉が空いているのだ
さすがにヤバい…と思ったが
その男はお社に目もくれず
そのまま歩いていってしまった
Aがあぶねぇ笑 バレなくてよかったなと笑う
Yがなにあれ?管理者?さっさと降りようぜ
Kは いやカップ麺食ってねーだろと

























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