暗闇の中、ライトの光から見える部屋の一つ一つはとても怖かったそうです。
しかし、意外と順調に2階までは制覇することができたそうなのです。
4人は少し恐怖心が薄れかけて、3階にのぼった瞬間、今まで以上に雰囲気が違い、散らかり具合や、悪臭までしたそうです。
さすがにこれは帰ろうと私たち3人はしましたが、B男だけは何故か3階を回ろうとします。
B男にしがみついているA子を無理やり引っ張るように行く姿を見て、友人とC太もついて行くしかないと言った状況だったそうです。
3階の探索がもうそろそろ終わるというところで、C太があることに気がつきました。
「おい、この床に落ちてるゴミ見てみろよ。」
そこには某コンビニのパンの袋のゴミが落ちていました。
C太が続けます。
「これの消費期限見てみろよ。」
私たちはこのパンの消費期限をみます。
見てみると、消費期限が2日切れたパンのゴミがありました。
市販のパンの消費期限というのは約3~5日と言われています。
最初は、私たちもたまたまここに肝試しに来た人たちがゴミをポイ捨てしたのではないか?
と思っていましたが、よくよく見ると、3階の階段から、ここまでに肝試しで持ってきた食料ではありえないだろう。という量の食料のゴミが落ちていることに気づきます。
しかし、4人はあまり気にせずその先へ進んで行ったそうです。
残りあと数部屋だと言う時にあることに気がつきます。
病室の一つだけ、ドアがしまっていたのです。
1階から3階まででドアのしまっていた病室というのはひとつもありませんでした。
さすがに4人も「覗きたくない」と、思ったのでしょう。4人はそこで帰ることにしました。
急いで車に戻って車内では、色々な気持ちが混ざりあっているようだったそうです。
4人は急いで車で家に帰りましたが、A子が
「私、今日1人で夜過ごすのは流石に無理…みんなで過ごさない?」と、提案しました。
みんなもそれに納得して、みんなC太の家で泊まることにしたのです。
帰宅したのが11時頃だったそうですが、みんな怖すぎて、その日は寝れなかったそうです。
その後、みんなは解散して約2週間後、また4人で集まる機会があったそうです。
そこでB男があるネットの記事を3人に見せました。
そこには、
前行った廃墟のネット記事がありました。
その内容を詳しく読んでいくと、その廃墟で指名手配犯が首吊り自殺が起こったという内容でした。























こわ
B男謎すぎる