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心霊

霊視さんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

夢に出てきた女性
長編 2025/08/16 15:45 2,467view
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私「……マジか」

塩の入った袋だった、玄関の外側を塞ぐようにまき、私と優太にもひと握りずつまき始めた、玄関に入るなり優太は自分の部屋に戻れと言われ、私は玄関に入ってもう一度塩を振られた、その後靴を脱ぎ、上がったあと、最後に玄関の内側の角にそれぞれ盛り塩をした、袋の塩は半分程無くなっていたと思う。
その後私は優太の母親に和室に案内されました。

私「あの、優太のお母さん、私なんかしてもうたん?」

私は何かとんでもないことをやからしてしまったのかと思いました、

優太母「あのね、私(自分の名前)君、落ち着いて聞いてね?」

と言うと優太の母親は真剣な眼差しで、私にこう聞いてきた、

優太母「虫の柄が入った着物を着た背の高い女の人が、毎日夢の中で出てきたりしてない?」

私「……」

あまりにも正確すぎて私は言葉が出なかった。

優太の母親にそう聞かれて私が言葉を発するまでの沈黙が10秒もあるように思えた。

私「…はい、毎晩夢の中で背の高い女の人が私の背中を付きまとって来て…」

私は握る手と声が震えるのを抑えきれませんでした。
それに優太の母親は気付いたのでしょう、優しく手を握って頭を撫でてくれました。

優太母「それは何時から?」

私「1ヶ月くらい前からです…」

優太母「女の人は何もしてこないのかな?」

私「何もしてきません、でも顔に違和感を感じます。」

優太母「なるほど…」

優太の母親は少し考えたあと、後ろにあった棚から小さなお守りを取り出すと、それを私の前に差し出して来た、

私「…これは?」

優太母「今日はこれを持って帰りなさい、寝る前にこの塩をひと舐めして、このお守りを握って寝なさい。」

それだけ説明すると優太の母親はお守りと包み紙に入った塩を持たせて私の家まで送ってくれた、家に帰る間、優太の母親とは一言も話してなかった、ちなみに、めっちゃ美人だった。
私の両親は優太の母親から事情を聞いてなにか察したようで、私は7時という普段じゃ考えられないほど早めの時間にベットに誘導された、しかし、疲れからか、そんな気持ちとは裏腹に私の意識は夢へと消え去るのでした。
その日の夢は何か違いました、この時はその違いに気付けませんでした。
いつも通り夢の中では、普段と同じ行動をするだけで特に目立った違いはありませんでした、そしていつも通り洗面台の鏡の前に立ったのですが、この時初めてその違いに気付きました、

私「ア、あ…」

明らかにその女性との距離が近いのです、普段は私と女性の間は、人ひとり程空いているのですが、今日は密着しており、その女性は鏡の前で私の右手首と顔を握って来ました。

私「痛ッ」

その時初めて気づきましたが、その女性は明らかに腕が長く握る力は尋常じゃありませんでした。
私の身長は当時148センチ、女性の身長はおそらく250センチ程、顔ならまだしも、しゃがみもしない限り手を伸ばして私の手首を握る事なんて普通不可能なのです 。
この時点で女性が明らかに人のそれ、では無いことがハッキリとわかった今、さらに恐怖が増し、握られている手首から嫌な汗が滲み出ているのを感じました。

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