商店の中に入ると
物凄くカビ臭く、見たこともないような食品?お菓子のような商品にホコリが被っていた
もう10年も放置されている…と言っても過言では無い
棚には木彫りで人の顔の形をした不気味な置物が一面にズラっと並べられており、その前には鮮やかな菊の花のような物が綺麗に並べられていた。
木彫りの置物は多分500体はあったと思う
不気味な商店の奥に扉があり、そこを超えると
物凄く長い廊下が続いていた
とても薄暗く、外観からこんな長い廊下ある訳が無いのだ
廊下のきしみ音より自分自身の心臓の音が大きくなってくる
この先には行ってはいけない
そう直感した俺は
意を決し 目の前にいたCの腕を掴み
「おい!なんかやべーよ!戻ろうぜ」
と言うと腕を振りほどかれ
Cは「いやなんだよ急に、大丈夫だろ、どうせ戻ってもどーしようもねーだろうが」と不機嫌そうに言われてしまい
そのまま真っ直ぐ歩いていってしまった
1人で来た道を戻るのもまた怖く
そのままついていく事にした
通された部屋は机がぽつんとしており
部屋の壁に顔の部分のガラスが割れた遺影が4つある
もう俺は冷や汗が止まらなかったが
他の3人はまるで何も無い素振りなのは一緒であった
そこに座れと言われ、机を囲うように座った後に
おじいさんは部屋から出ていってしまった
俺はすかさずに皆に問いかける
「おい、なんかやばくね?ここ 俺すげー怖いんだけど」と言うと
Bが「なんで?綺麗なところじゃん」と
Aも「おじいさんも親切そうな人だし、何を怖がる事あるんだよ笑」と言う
Cは不機嫌そうに黙ったままだった


























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