俺にはこいつらとは別の物が見えてるのか
はてまた俺が違うものを見ているのか
正直頭の中でパニックになり
言葉が出なかった
この時埒が明かないと思い
うつむいた時、腕時計を見ると深夜の3時半頃だったのを覚えている。そもそも深夜3時頃に家に通す事がおかしいだろと心の中で自問自答していた
そしておじいさんが戻ってきて
麦茶を出してくれたが
その麦茶を俺は飲む気にはなれなかった。
俺は一刻も早く帰りたい思いから
勇気をもっておじいさんに
「あ、あの…ライトって…」と言うと
おじいさんは
あぁ…そうだったな…ちょっと待っとれ
と言いまた部屋から出ていってしまった
待っていたが一向におじいさんが現れない
出ていってから かれこれ30分は経っている
怖さにも慣れてしまい、何より実家のようにくつろいでる3人に対しての苛立ちと戻ってこないおじいさんに苛立ちが湧いてきてしまい
俺はおじいさんを呼ぶ為に部屋の外に出ようとした
Aが「どこにいくんだ?」と言うので
俺は「じじいが戻ってこねーから呼びにいくんだよ」と吐き捨てるように部屋を出ようとしたその時に
Cが俺の腰に抱きついてきて部屋から出そうとしないのだ
もう苛立ちがピークの俺は
Cと取っ組み合いになってしまい
Cを壁の方に突き飛ばした
突き飛ばした所には遺影が飾ってあり
その遺影が4つとも落ちてきた
ヤバいと思い
その遺影を戻そうと手に取るとガラスが全て割れてしまっており
遺影の顔が写ってる方を見て 唖然としてしまった























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