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心霊

博多朗さんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

ラ○ホ
長編 2025/07/13 13:56 3,286view
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俺はその日塾があって、親にばれたらまずいということで、いつも家に帰る時間までかばんを持って、外にいることにした。

kには悪いけど、家に入れさせてもらえることになった。

家では「怖っかったなー」などと言って待っていた。

時間になると、kが途中まで送ってくれるというので気を紛らわすため、音楽を流しながら送ってもらった。

kと別れてから、誰もいない公園を通り、高校の近くを通り、また誰もいない公園を通った。

その道には点々と街灯が等間隔にある。

みんなも経験があるかもしれないが、街灯に近づけば影が分かれて増えるやつになった…

その時分かれた薄い影がの動き少し違う、見ているとどんどんどんどん腕を振るスピードが速くなっている。

心臓がキューってなったそしてとっさに走り出した、もうその時には影は俺と離れまったく別の人のようだった。

無我夢中で家まで走る、でも意外とそんな時「親にばれたらまずい」なんて思っていた。

その時は何とか逃げ切り、過呼吸な息を殺して家に入ったのだった。

それから神経質になっただけなのか、時々見えたり、感じたり、聞こえたりするようなことが増えた。

という話だ、そん時は怖かったけど、一緒に体験した仲間がいたから今は怖くない、この経験で仲間っていいなぁってより強く思うようになった。

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