トッ……って、1音だけ。
それに、背後から人間の鼻息のようなものも聞こえていた。
体が恐怖で固まった。声も出せなかった。
そして、耳元でこう囁かれた。
低く、唸るように。男の声だった。
*
*
*
『…いつでもタッチできるよ。』
“タッチ”されたら、私はどうなってしまうんだろう。
【完】
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