俺の住んでいる村には、古くからの言い伝えがあるんだ。
ヒトガミ様、だっけ?それは俗に言うドッペルゲンガーってやつで、誰かにそっくりな姿で出てきて、その人は殺されるんだとか。
そんな馬鹿げた話あるわけないのに、おれのじいちゃんは耳にタコができるくらい言ってくる。
「自分とそっくりなヒトを見たら、⬛︎⬛︎神社へ行け。そこでお祓いをしてもらえば、大丈夫だ。」
⬛︎⬛︎神社とは、この村に古くからあるヒトガミ様を祀る神社だ。
その歴史は村の開闢まで遡るとも言われ、村人にとってはその存在自体が信仰の対象なんだ。
そして今日、俺の友達が自分そっくりな人を見たと言うので⬛︎⬛︎神社へ行ってみることにした。
友達は顔面蒼白で、震えが止まらない様子だったから、俺もさすがに心配になったんだ。
俺は友達がお祓いを受けている間、神社の周りをぷらぷらしていた。
鳥居をくぐり、苔むした石段を登っていくと、ひんやりとした空気が肌を撫でた。
木々のざわめきが、まるで誰かの囁きのように聞こえた。林の方に人影が見えたんだ。
最初は何かの見間違いかと思ったけれど、それはじっとこちらを見ているようだった。
不気味に感じて後ずさりをした瞬間に、それはこちらに近づいてきた。
ざっざっざっざっざっざっざっざっざっざ。
枯れ葉を踏みしめる音が、やけに大きく響いた。立ち止まったそいつの顔は、紛れもない自分の顔だったんだ。






















肉がアアアアアアアア
じいちゃんさようなら
ドッペルゲンガーってあうと死ぬらしい(自分)
グロすぎ