中田「おい田口ー出てこいよー」
ピンポーン…ピンポーン
田中「おいやめろって」
中田「は?」
何やら険悪だ
ガチャ…
開いた扉の先に田口はいた
中田「ほらなーやっぱりいるじゃん」
田中「田口いつ帰ったんだよー」
山田「せっかく来たんだから遊ぼうぜ」
田口がいて安堵も有ったが、コイツら気付いてないのか?
いや、そんなわけない
田口の背後には真新しい外観の建物に反し
足の踏み場があるかどうかの廊下
倒れた照明家具、ガラスが割れっぱなしのドア
そして鼻をつくようなイヤな臭い
そうこうしていると一台の車が来た
どうやら田口の母の様だ
驚いた、綺麗に身なりを整えて化粧もし
私達への対応もおしとやかで
そんな人が何の事もなくあの空間に入って行ったのだから
田口「ちょっとお母さんに聴いてくる」
そう言って田口がいなくなったあと
田中「……やば」
中田「くっさ、うぇー」
山田「……」
私「?」
どうやら皆同じだったようだ
山田「何かあったのかな、前来た時と全然違う」
私「そうなの」
中田「いや、おかしくね?なんで片付けねーの」
田中「遊べる感じないな」
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