地下室のある小学校について

【新島しょうたろう君(11)が書いた文章】
僕通っている小学校には、地下室があた。先生方は「絶対に地下室に入てはいけない」と言ていた。僕の友達「地下室に入る」と行ったのて、僕は全力で制止た。友達は、止まるではないだたった。僕は諦めるて、友達を置いて教室に戻るた。そのあと、何故ぜか僕が怒られるだた。僕は先生に「なんで地下室に入ってはいけないの」聞いた。先生答えるしあ、「ゆうくんいないな、た。そういこと」答えいた。僕わわからないで、まま全校集会開かれた。校長こうちょう先生せいせいせいがった。地ちかしつ地下室ふうさささされるで、ともだちまだ出ってこなない。地下室こわされ、て。ないになるだったでなった。そして学校もないないないないなって、あたしい学校うっつた。あたしい学こうで、地下室はないだったかった。なんで友達いないなったかわわからいん。ともぬいだぶあい。さくふつれぬくぐるでつぬ。あるふてれめけれあし。ぼふじうのうわやはぇゆ。ぽーーーーーーーーーーーーー！！！！！ふにゅごーーーーーーーーーーーーーー！！！！！どどどどどどどどどどーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！。ぽ！！
〈とても乱雑な文字で書かれていた。〉

【現代語訳】
僕は通っている小学校には、地下室があった。先生方は「地下室に入ってはいけない」と言っていた。僕の友達が「地下室に入る」と言ったので、僕は全力で制止した。友達は止まらなかった。僕は諦めて、友達を置いて教室に戻った。その後、何故か僕が怒られた。僕は先生に「どうして地下室に入ってはいけないの？」と聞いた。先生は「ゆう君(しんたろう君の友達と思われる)がいなくなったでしょう？」と答えた。僕は何も分からないままで、全校集会が開かれた。校長先生が(解読不能の為省略)地下室は封鎖されたが、友達はまだ出てこない。そして地下室は取り壊され、なくなった。そして新しい学校に通う事になった。新しい学校には地下室はなかった。どうして友達がいなくなったのかは、未だ分からない。(以下意味不明の為省略)

【校長先生との会話(一部省略)】
筆者：あの地下室はなんなんですか?

校長：あれはね、呪われてるんです。ねぇ。
筆者：あり得ませんよ。
校長：ううん（笑)呪われてるの。ねぇ。
筆者：では、それはどんな呪いですか?
校長：例えば、あなたが地下室に入っちゃったと。すると、あなたは彼の世と此の世の中間に飛ばされるんですよ。ねぇ。此の世に戻りたいでしょ?だからねぇ、試練をするの。ねぇ。いっぱい試練があって…。ねぇ。それを達成すればするほど、此の世に近づいていくんですよ。ねぇ。でもねぇ、1つだけ注意点があるんですよ。ねぇ。
筆者：注意点…と言いますと?
校長：試練を達成するほど、自分は此の世に近づいていくでしょ?でもねぇ、自分の大切な人は彼の世に近づいていくんですよ。ねぇ。

筆者：えぇ…怖いですね…。
校長：そうなんですよ!いやはや恐ろしい…。
筆者：あ、そろそろ時間なのでまた今度。
校長：あぁ～そうですか?ではまた。ねぇ。
筆者：あ、嬉しかったですか?自分で地下室にかけた呪いを褒められるのは。

【追記】
ゆう君にとって、しょうたろう君が大切だった。そのため、しょうたろう君はあの世に近づいていった。その影響で、しょうたろう君が書いた文章がおかしくなっていったのではないだろうか。