何度も何度も何度も
「うわあああああああああああ!!」
俺は叫び、外へと飛び出した
不思議と目の痛みはなくなっていた
それからしばらくは友達の家で寝泊まりしてアパートには帰らなかった
しかし、いつまでも迷惑はかけられないので意を決してアパートに戻り、キッチンの床を見てみた
床の目はどこにもなくなっていた
その代わりに今度はリビングの壁に黒い丸があった
俺はそれには何もせず、ただ観察だけしている
何かしたらまた俺に被害が起きそうだからだ
今のところ、俺には何も起きていない
だが、だんだんとまた黒丸が変わっていっているんだ
上半分が少しずつ5つに枝分かれしていっている
まるで手のように
おいおい
勘弁してくれよ
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面白かったです。欲を言えば、もう少し短いか、長くして長編にするかして欲しいです。短編と思って4ページは多いかな。