扉を開けた先にイタモノ
投稿者:チョメジ (3)
短編
2024/11/30
01:29
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失礼ながら僕は生きた人間ではないとまで錯覚しました。
ですが、体は動かない。
金縛りの力が凄まじくないかと。
そして彼女は何も言わず去り際に見せた顔と一言。
フッ
それはまさに人を人として見てない者でありました。
その瞬間、金縛りのような?ものは解けて体は動くようになりました。
だが、おかしい。
僕の計算は間違っていないはず。
寝息をたてたら基本起きないはずなのになぜ?
そして何よりなぜ音が聞こえなかった?
僕は最善を尽くす策士のよう者で、万が一でも扉が開いた時に聴こえる程度の音量で聴いていたから、空けば音が聞こえるはずなのに。
僕は恐怖に身を委ねながら恐る恐るベッドに入り、こちらで今書かせてもらいました。
きっと趣旨が違うとお叱りはあるかもしれませんが、僕はとても怖かったです。
人間があそこまでなれるのかと。
上手い例えが見つからず申し訳ございません。
ただただ、人間がやはり何だかんだで1番恐いと再認識出来た日でした。
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