私の秘密
投稿者:たち (8)
長編
2024/11/13
23:30
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数日後、
「明後日には帰るようか。」
と部屋でゴロゴロしてた夕暮れ時、自宅に一本の電話が鳴りました。
ほどなくして、
「○○、電話ー」
と母の声が。
「えっ?俺?家の電話に?」
不意をつかれた私は急いで電話を受け取りました。
「あっ、もしもし、○○君?」
「はい。」
「 Aの母です。久しぶり。」
「あっ、お久しぶりです。よく覚えてましたね。どうかしました?」
と Aの母親に尋ねました。すると、
「 Aが朝から出かけて、連絡取れないのよ。そちらにお邪魔してないわよね?」
「いやー、この間久々に会ってからは会ってませんね。連絡もきてませんよ。」
と伝え、 Aの母親は
「そうなのね…うーん…」
Aの母親が困っていたので、その辺探してみますよ。と伝え探すことに。
とはいえ、あてもなく近所を探して回っても見つかるわけもなく困っていました。
「あの店かな」
夜に4人で会ったお店に行きましたが Aはいませんでした。
ダメもとでこの間会った同級生2人にも連絡し、 Aのことを伝えました。
2人共、まだ地元に残っていたのでみんなで探すことに。
暗くなり始めてきたので、私の車に乗せ相談することに。
「どこ行ったんだろう?」
「もう、帰ってるんじゃない?」
「別にもう子供じゃないんだから大丈夫でしょ。」
「連絡取れないんじゃ、スマホ持ってる意味ないじゃん。」
と3人で話してました。
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