時をかけるおっさん
投稿者:kana (210)
・・・・・・
そして、スッキリした気分で目覚めた。
「あぁ、久しぶりにゆっくり寝れた。・・・8時間は寝たかな?」
そう思って目覚まし時計を見る。
12時・・・「・・・ん?」
一瞬、あまりに寝すぎて翌日の昼まで寝てしまったのかと思ったが、
起きて見ると深夜0時。まだ、寝てから3時間しかたっていないのである。
なのに一晩ぐっすり眠ったような目覚め・・・。
「おいおい、オレの時間感覚はいったいどうしちまったんだ・・・」
とりあえず起きてシャワーを浴びる。
シャワーを浴びながら考えた。
「そういえばよく、宇宙人のUFOにさらわれた人たちが、いつの間にか戻されて、時間の感覚がおかしくなってたなんて話を聞くな。で、首の後ろにインプラントとかいうものを埋め込まれて・・・まさかオレ、それじゃないだろうな!!」
半信半疑ながらも恐る恐る首の後ろを触ってみる。
特に何もない。
「ふぅ~」一安心。
だが、鏡で見た自分の後姿におかしなものを見つけた。背骨の真ん中より少し上あたり、固くなった自分の腕ではちょうど届かないあたりに、ぽっこりと小さなふくらみがある。まるで皮膚の下に米粒でも埋まってるのではないかというぽっこりしたものがひとつある。
「えっ・・・まさか、これ・・・いやいや、まさか~~」
きっとこれは粉瘤とかいうやつに違いない。インプラントだなんて、そんなバカな。
・・・そんなバカなこと、あるわけないじゃないか。・・・あるわけ・・・。
月曜日、いつものように会社へ行くためにドアを出る。
次の瞬間、仕事で疲れ切ったオレは自宅のドアを開けて帰宅した。
いやいや、そんなバカなことってないやろ~~~。
自分で自分にツッコミを入れ、そのまま廊下に倒れ込んだ。
大丈夫ですか?
寝過ぎて夕方って事はありますけど。
多分新生活で疲れてますよ!
ゆっくり休んでください!
↑kamaです。みなさんお優しいですね。
そんな優しい皆さんを、さらなる地獄の恐怖へ導きます!!
体調を崩して寝込んだ時に、たまに日にちや曜日がズレている事があります。
お疲れなのですね。無理をしないで下さいね。
↑kamaです。いたわりのコメントありがとうございます。
確かにこのように時間が飛ぶ感覚は、強いストレスなどによっておこる解離性同一障害や離人症・現実感喪失症などで起きる可能性があるそうです。
今回はボクの不思議体験としてネタにさせていただきました。
これが「美少女」ならさぞかし良かったでしょうね。
「美少女」とか「美人」だったら大変良い体験なんだけどなぁ…
あれ、原田知世が出て来ないね。私の同級生なんだけどさー。
↑kamaです。遅ればせながらコメントありがとうございます。
コメント欄見て笑えるって、楽しくていいですねー