怖いような不思議な話
投稿者:ピニャータ (1)
長編
2023/03/26
23:50
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「うー」「うー」「うー」
と何かを人が言ってるような声が聞こえてきました。
「気のせいかな?」
と思い、そのまま話を続けてました。
しかしその声が鮮明に聞こえてくるようになり、
「そもそも、入る前からラジオついてるか?」
と疑問がわいてきました。
そこからは気になり始め、何を言ってるか、必死に耳を傾けました。
「うーではないな。何か確実に言ってるように聞こえる」
「海外の電波が飛んできてる?」
と必死に聞き続けていると
「違う、これ日本語や」
とわかり始めました。
少しづつ、聞き取れるようになり、もう少し考えてると
「○○、○○、○○」
と言ってます。
○○は、私の名前でした。
気のせいかもと思い、そのまま聞いていましたが、ずっと
「○○、○○」
と呼んでいます。
そこから何度も聞き直しましたが、
「〇〇、〇〇、〇〇」
と言っています。
これは、聞き間違いではないなと思い、思い切ってその部屋にいた友達3人に
「さっきからラジオから何か聞こえないか?」
と訪ねてみました。そしたら
「そうやねん。さっきから○○って聞こえてくるねん」
と言われました。
少し寒気がしましたが、ゆっくりと話し始めました。
その友達達には〇〇と言われてなく、名字で呼ばれていたので、名前は忘れられてる状態でした。
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