怖いような不思議な話
投稿者:ピニャータ (1)
数年前、おばあちゃんが亡くなりました。
一緒に住んでいて、彼女の話やら、色々聞いてくれたおばあちゃんでした。
なくなる前日まで、両親が用事があり、外出していたので、兄、兄嫁、私の三人でご飯を作ったりしてました。
おばあちゃんは、認知症でご飯も食べず、怒ってばかりで、ちゃんとこのときには話せない状態でした。
けどこの日に限って、夜、兄に
「ありがとうな」
って声をかけました。
その後に私にも
「いつもありがとうな」
と声をかけてくれました。
虫の知らせとはこのことなんでしょう。
次の日、父、母が帰ってきて、すぐに眠るように亡くなりました。
ここまでは、普通の何もない話です。
そこから、お葬式の準備が始まりました。
車で2時間離れたおばあちゃんのもともと住んでいたところで、お葬式を上げることになりました。
普通であれば、そんなに困らない話なんですが、その4日後に私の国家試験があり、皆から
「葬式は出なくていいよ」
と言われていました。
ただ、私の気持ちとしては、仲良かった分どうしても参加したく、
「どっちみち、ここまで来たら結果は変わらんし、行きたい」
と言って、参加することにしました。
次の日、お通夜があり、その次の日には葬式も無事終わり、その日に地元まで戻り、家に帰ろうと思ったんですが、なんか怖い気持ちもあり、当時付き合ってた彼女の家に泊まらせてもらいました。
国家試験前日は、試験会場に遅刻しないようにするため、会場の近くのホテルに、同級生達と泊まることになっていました。
私は彼女の家から、そこまで直行し、合流しました。
部屋は4人部屋で普通のホテルの部屋でした。
友人4人と、皆で笑いながら部屋に入ります。
ベットが3つあって、一人が布団で寝る状態。
テレビが一つ。
そしてベッドの横に、ラジオ付きの時計が入った床頭台が置かれていました。
入って、皆でベットに座り、他愛もない話をしてると
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