初めての霊体験

今起こったことを説明したけど、全く気付かなかったそうで、笑われました。

その日の夜のこと。

我が店の常連の中にＡさんとＢくんという、霊感の強い（本人達曰く）２人が居たのですが、
開店して間もなく、そのＡさんが来ました。
普段通り、飲み物を出して話をしてますと、１時間くらい経った頃にＢくんが来ました。
他に客も居なかったので、２人を隣同士で座ってもらい、またまた世間話をしてました。

暫くすると、２人が顔を見合わせてコチラを見て、言いました。
『マスター、今日、何かあったでしょ？』

と。
『ん？何で？』
と答えながら、〝あっ！この2人って！〟と、霊感ある（らしい）と言われている2人だということに気付きました。
珍しいツーショット、別に約束して来た訳でもなく隣同士に座る２人、他に客がいない、このシュチュエーション！

そこで彼らに今朝の話をしました。

すると、２人が
『やっぱり！』と言う。
『ボトル棚の上の方に居るよ、女の人』

『えっ？マジでか？何かして欲しいのかな？』
と聞いてみたら、
『いや、ただ居るだけみたいだから大丈夫。２、３日で居なくなるよ。』
と。
〝この２人、本当に霊感あったんだ！〟と感心しました。

それが引き金となったのか、
その日以来、今まで一度もあったことが無かった〝金縛り〟にあうようになり、また、寝ていても〝金縛られる〟前に起きて、回避する術も身に付けられ、何やら来て居るな？みたいに、気配が判るようになりました。

霊感とは、昨日まで何とも無かった人でも、ある日、突然、芽生えるモノだということを、身をもって知りました。