友達だと思っていたのに!
投稿者:ぴ (414)
私は学生時代、苦い思い出があります。仲良かった友達を裏切って、その人の彼氏を奪い取ったことがありました。
何度も後悔したし、最後に友達に言われた「友達だと思っていたのに!」という憎しみの籠った言葉が胸に突き刺さります。
私はそれが棘となり、二度と同じ間違いはしないと心に決めていました。
しかし、もともと恋愛にのめりこむ癖があり、私は社会人になって同じ過ちを犯してしまいました。
既婚者を寝取ったのです。
それがおかしいことに相手は会社の上司で、本当に相手を好きだったわけでもありません。
なのに、なぜか気づけば私は不倫して相手の男に奥さんを裏切らせてしまいました。
殺傷事件に発展しかけ、私は仕事を辞めざる負えなくなり、全てを失いました。
そして最後に相手の奥さんに言われた「友達だと思ったのに!」という言葉がすごく場違いで耳に残りました。
なんとなく学生時代のあの体験を思い出して、嫌な予感がしていました。
相手の人の奥さんと私は何の関わりもなく、当然友達ではありません。
あの言葉はあきらかに場違いで、すごくおかしかったです。
そしてその後昔の友達や知人に当たっていき、昔の友達の現在を調べました。
そしたら友達が自殺していたことを知ることになりました。
自殺の直接の原因は私ではないかもしれないけど、きっと裏切られて人間不信になり、精神を病んだことが関わっています。
つまり私のせいなのです。
このことに行き当たったとき、私は嫌な予感が当たったと思いました。
もう友達はこの世にいなかったのです。
そして奥さんの声がなんとなくその友達の声に被って聞こえたのは、勘違いじゃなかったと思いました。
私たちは何かの力に乗っ取られていたのかもしれないです。
不倫ですべてを失った今、私は過去自分がした一番目の裏切りをなにより後悔しています。
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