亡くなった父からの知らせ
投稿者:プラム (25)
私の父親は50代に入る手前に突然亡くなった。死因は心臓の破裂とされている。第一発見者は母親だった。
その日の私と母のメッセージのやり取りで、「父親の体温が34.9度だった、おかしいね」というものが残っていた。
自宅で体調不良で休んでいたとのこと。
私はその時大学四年生で、その日の夜は友達と三人でお酒を飲む約束をしていた。
そのうちのひとりの友達に、母からのメッセージ内容を伝えると「もしかして急に具合悪化して、今日飲み会できないとかならないよね?」と発した言葉に、
ハッとして、妙な感覚になったことを未だに覚えています。
その後すぐ、なぜか母親からではなく叔母の勤務先からの着信が携帯電話にあり、のちに叔母に聞いてもそのころにわたしに電話はかけていないとのこと。
そして母が言うには、倒れている、気を失っている父を発見して、すぐ電話をかけようとした母の妹には何回かけても繋がらず、義母や私の弟にはつながったとのこと。
わたしには真っ先に母が連絡しようとした叔母からの訃報があった。
わけもわからないまま帰郷したのだが、色々整理していくうちに、もうなくなっているんだろうことは薄々実感していた。
それはそのころ、誰かの火葬場の夢を見て、誰かがなくなるのかととても気持ちの悪さを覚えていたし、夜中にタイマーも何もかけていないパソコンが勝手に起動して、
真っ暗闇で動いていたことなどもあり、もしかしたらお知らせなのかなと思ったりもしたけれど、まさか父のことだとは想像もしていなかった。
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