フィリピンの降霊術をやってみた
投稿者:アポリナリオ (1)
こんにちは。
私は現在フィリピンに住んでおりますが、とても怖い経験を致しましたので投稿させていただきます。
日本ではこっくりさんのような降霊術がありますが、フィリピンにも降霊術があるのです。
その名はスピリット・オブ・ザ・グラスと言います。
こっくりさんは幽霊に語り掛けると硬貨が勝手に動くような降霊術ですが、スピリット・オブ・ザ・グラスも同じように、YES/NOと大きく書いて、その下に数字を書き
幽霊に語り掛けるとフィリピンの硬貨が勝手に動くような仕組みです。
私は今まで心霊体験は日本でも何度かしてきたのですが、降霊術をした経験は今まで無かったので、噂程度の事だろうと思っていました。
しかし、実際に降霊術を行ってみると、取り返しのつかない事になってしまったのです。
私にはフィリピン人の彼女がいて、彼女は小さい時からお墓の近くで育った為、幽霊が見えるだけでなく、幽霊と会話することも出来ます。
その時、私は彼女に降霊術をするのは絶対にやめた方が良いと言われていたのにも関わらず、興味本位で日本人の友達と2人でスピリット・オブ・ザ・グラスを始めました。
部屋を真っ暗にした後にロウソクを付けて始めたのですが、始めて数分は特に何も起きることが無くて、「ああ、やっぱり噂程度の話か」と思っていた次の瞬間、いきなり彼女が「きゃあーー」と悲鳴をあげて泣き始めました。
私たちは咄嗟の出来事に驚愕して直ぐに電気を付けました。
何が起こったのか彼女に聞いてみたところ、無言で返答がありません。
そして彼女がいきなり立ち上がったと思ったら、台所に行き、冷蔵庫を開けたのち、外の窓をじっと見つめていたのです。
私は瞬時に取りつかれていると思い、塩を背中に振りかけて思いっきり背中を叩きました。
幽霊が入った際に背中を叩くと嫌がって外に出ていくことがあるからです。
その時も直ぐに幽霊が外に出ていった為、大事には至らなかったです。
しかし私たちが降霊術を行ってしまったせいで、小さな女の子の幽霊がそこから我が家に住み着くようになってしまいました。
その日を境に夜中に誰かが歩く音や、椅子を引く音、ドアを叩く音で確認しに行っても誰も居ない事など怪奇現象が起きるようになりました。
日に日にエスカレートしていき、洋服を引っ張られたり、耳元で息遣いが聞こえるくらいまでなり、ここにいるのは危険だと思い引っ越しました。
後々、彼女に聞いたらNoahという名前の女の子で6歳の時に交通事故で亡くなったそうです。
別に悪い例ではなく、ただ単に私たちと遊びたかったらしく家に住み着いてしまったそうです。
その時に本当に幽霊がいる事と見える人がいるんだという事が確信に変わりました。
降霊術は本当に危ない儀式なので、生半可な気持ちでやると痛い目に合いますよ。
私の実体験を元に投稿させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
検索したら同名の映画がありますね
フィリピン版こっくりさん、気になる