数十年たって気がつく不思議体験の怖い側面
投稿者:舞姫 (16)
神妙な顔をして、あの藤の花と大木見たか?
見た!と言うと、俺も見たんだと言います。
となりにいた生徒が、見た人と見なかった人がいるんです、と言い、自分も見たんだけれど、凄く綺麗だったけれど、何か怖かったと話していました。
その時は、なんか、昔神社とか公園や家でもあったところかな~?ぐらいな話で終わりました。
その2~3週間後にも同じコースを走ることになり、また見て見たくてしきりに左側を気にして走ったものの、そのような大木や空間は見当たらず、見逃したかな~藤の開花時期は短いので、見つけづらかったのかな?くらいにしか思わず忘れ切っていました。
それから数十年経過し、この不思議で感動的な光景を、職場の昼休みなどの時間に人に話すことがありましたが、思い出す際に、ちょっと怖いというか、不思議な点に思いあたりました。
女子だけで3~4クラス、なんとく同級生の顔は見知っているはずなのですが、声をかけてきた人やその木の周りに居た生徒たちに正直見知った顔はなかったな…という事。
そして、先日、ブナの大木の画像を見た際、凄く酷似している点、さらには、木の周り・後ろ側に回ることを誘われたことを思い出し、単にこの出来事が綺麗で素晴らしい光景を見た不思議体験だっただけではなく、実は怖~い側面ももっていたことに気付いてようやくゾッとしているしだいです。
私って、鈍い…。
あのまま木の後ろに回って探索していたら、崖から落ちてたかもしれないのです。
今自分が大人であり、数々の山の不思議体験などの逸話を読んだり聞いたりしているからあぶない…と、ようやく思い当たることです。
考えすぎかもしれませんが、数十年たって気がついた不思議体験です。
現在のその地は、同様丘陵の面影を残したままびっしり住宅地です。
この近辺に住む知人はなく、当時の同級生に合う機会やこのことを話す機会もなく、あれ、何だったんかなくらいの出来事ですが、「ジブリの平成狸合戦ぽんぽこ」を最近見直した時、宅地造成のシーンが似てるなあ(なんだって似ているものですが)と思い、複雑な気持ちになりました。
未だに自然が多い近辺、もうやや遠くですが、国道でタヌキらしき大型の動物が車に惹かれたままとなっていることもあります。
なんだかジブリのお話って、夢物語ではない凄さがあると思ってしまう今日この頃です。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。