別れ道

A「昨日のはなんだったんだろうな」
私「まったくわからん」

A「昨日のT字路に行ってみない？」
私「いいね。明るいうちに行こうぜ」

A「よし、今から行こう」
私「OK」

昨日のT字路を左に曲がったらどこに行くのかが気になり、実際に調べてみることにしました。
そしてその場所を調べた結果、なぜ昨日のようなことが起きたのか、左に行くとどこに行くのかが分かりました。

T字路の左の道は、最初の数メートルは舗装された道路だったのですが、そこから先は砂利道になっていました。

さらにその先は防砂林の中を突っ切る形で道が通っていて、車で通れないことはないけど明らかに通ると危ないなと分かるものでした。

1日目にここに来たときは昼間だったため、左を見た瞬間にこっちは通れないなと判断したんだと思います。
なのでT字路を右に進んでいたにもかかわらず、右折をしたという認識がなかったのです。
2日目は真っ暗な中ライトを下目にしたことで、舗装された道路しか目に入りませんでした。
なので左に道があると錯覚し、分かれ道だと判断したのです。

なぜ1日目も2日目も教会を通ったのかが分かりすっきりしましたが、せっかくだから左の道を行くと何があるのか確かめようということになり、歩いて先を確認することにしました。
その道の先は崖になっていました。
道幅的にも雰囲気的にも夜中に車でここを通ったら絶対に引き返すだろうなという道でしたが
もし左折していたら、もし引き返さなかったら
死んでいたかもしれないと思いぞっとしました。