無意識に呪ってしまうのか

私が以前勤めていた会社での出来事です。

地元では割と大きな観光ホテルのケータリングサービスのセクションでした。宿泊客への食事の給仕係ですね。

私は洋食部門の担当でしたが時折和食部門への応援、加勢がありました。

和食の厨房はとても厳しい料理人が多く配膳を行うために厨房に入るのが本当に嫌でした。

嫌というか怖かったのです。

典型的な和食の頑固職人みたいな感じで、すぐ何かと怒られる事が多く怖かったのをよく覚えてます。

中でも３人とても嫌な人がいて、この人たちが居なければ少しは和食部門も良くなるのにと良く考えていました。

そんなある日、また今日も和食部門への応援でした。

その日は例の苦手な３人がいません。

どうしたのか和食部門の同僚に聞いてみると３人で乗っていた車が事故を起こし大けがをしてしばらく仕事に来られないようでした。

居なくなればいいと思っていた自分が少し怖くなりました。

実は前にも同じ様な事がありました。

その時は総務部の嫌味な課長でしたが、ガンになり退職しました。

単なる偶然であるとは思いますが、なんだか自分が嫌いな人が居なくなることについて不安にも思えてきます。

実はもっと前からこんな感じで自分に不都合な人は私の前からなんらかの理由で居なくなってしまいます。