10年以上怪奇現象に悩まされてるんだが。

僕らは流石に怖くなって、最短で下山できる神社を通り道を駆け下りることにした。

そして神社に着いてから嫌な予感がした。

そして予感は的中することになった。

神社の賽銭箱の上にあの女がいたのだった。

僕は途中で失禁してしまった。

それ程怖かったのだ。

そして山の下でぼくとhは、誰も来てないことを確認し、一息着いた。

すると僕の腕に痛みが走った。

見るとどっかの枝に引っ掛けたのか、結構深い怪我をしていた。

走ってる時は怖すぎて痛みすら思考の外だったのだろう。

そしてまたその日の夜金縛りにあった。

夢の中で部屋にいた女は部屋の隅から少し僕の方に、移動していた。

僕はもしかしたら段々僕の方に女が来て最後は殺されるんじゃないかと思うようになった。

それからまた月日は流れ僕は地元の建築関係の仕事に就職した。

金縛りはあの日からもう起きてないが、いつ起きるのかと思うと気が気ではなかった。

そしてある日仕事で1人で残業していると、誰かの足音がした。

僕は怖くなったが、恐る恐る振り向くいた。

しかしそこには誰もいなかった。

気のせいかと思い仕事に取り掛かっていたら、また30分後ぐらいに音が鳴った。

流石に気の所為では無いと思い振り向いたが誰もいなかった。

安堵して窓に目を向けるとあの女がいた。

僕は驚いた。

ここは3階だから窓から顔を出せるわけながなかったのである。

そしてその女はあの日と変わらない空洞になった目でこっちを見て

「後、3年…」

っと地獄のそこから這い上がるような声で言った。

僕はすぐに残業をやめ家に帰り、後日退職願いを出して、今精神科のカウンセリングを受けながら家にいる。

僕はあの女が言った日が来たら死ぬのかもしれない。

傍から見れば脳卒中、もしかしたら自殺と処理される死に方をすると思うが、これだけはわかって欲しい。

僕は本当はあの女に殺されているのだと。