同じ顔
投稿者:千代 (1)
短編
2021/01/06
08:09
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私は泣き叫ぶ妹を背負って、一目散に走りました。
早くここから離れないとと思いました。
本当に恐ろしいものを見てしまったと思いました。
沈みゆく太陽を背に、一生懸命走りました。
一刻も早く暖かい我が家に帰りたい、その一心で。
しかし
私は段々、とある違和感を感じていました。
背中がいやに重いのです。
足を止めたら倒れるかもしれないほど、息が荒くなっていました。
普段から妹を背負い慣れている私にとって、有り得ないことでした。
おかしい。
私は冷や汗が止まりませんでした。
足を止め、妹の名を呼びました。
返事はありませんでした。
動悸が激しくなり、
これ以上はいけない、確かめてはいけない、
と警告するようで…
ですが、
私は我慢できずに後ろを向きました。
それは確かに妹でした。
しかし
逆光で真っ黒なその顔には
私を覗き込むように
恐ろしい笑みが浮かんでいました
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逆光で真っ暗で妹で笑顔で もう
ちゃんとおち考えてから書こうよ
読んでる人いるんだから
本当に申し訳ありません。
私の力不足です。恥ずかしい限りです。
出直してきます。
せやな。逆光で真っ暗なら見えるわけないな。暗くなってきた夜道で街灯が照らしたとか、夕日が差す妹の顔は(夕日を背にしてるからあかんか)とか、なんなら妹は普通やと安心して尻餅ついたら街灯からぶら下げる女と目があってとか、家まで後ろを確認せずに逃げおおせて玄関へたりこんでたら、ちょうど帰ってきた母の肩越しに軒先からぶら下げる女が,,,,,,,,,,とかもおもしろいんちゃうかな。