絶対に手を振り返したらダメな存在
投稿者:比呂 (4)
私は昔から墓地の近くに住んでいたこともありよく霊的現象にあっていました。
今回はそんな私が高校生の時の体験を投稿したいと思います。
私が通っていた高校は120年以上の歴史がある高校でした。
この高校の特徴はテニスコート2面を中心に東西南北一周囲むように校舎が建てられていました。
4つの校舎のうち1つの校舎の2階には体育館が建設されていました。
当時の私はバレーボールをしていたので、授業終わりに部活の為、よく体育館に行くことがありました。部活は夜の9時まで行われることが多く帰るころには辺りはすっかり暗くなっていました。
そんなある日、いつものように部活終わりにいつもの部活の友達4人と体育館を出てすぐにある階段を降りて帰ろうとすると、ふと反対側の校舎に人影らしきものが見えました。時間も遅かったので、警備員さんかと思い帰ろうとしたとき、その人影は急に立ち止まり、こっちを向いて手を挙げました。友達に「あそこに人がいる。」と話すと「誰もおらんで。」と不思議な顔をして言われました。
「そんなはずはない。」ともう一度その人影をよく見ると私に向かって手を振っているように見えました。その人に向かって私が手を振り返そうとした時、一人の友達がバッ!と私の手を掴んで言いました。「お前にも見えてるんやろ。絶対に手を振り返したらあかん。もう見るな。」そういう彼の顔はすごく怯えた様子でした。怖くなった私はその手を振りほどかずに彼に連れられるように学校を出ました。
次の日に、昨日のことをを彼に聞くと、彼はもともと霊感が強い方で昔から霊を見ることがあったそうです。そして彼は昨日のことについて続けさまに話しました。私はそれを聞いて鳥肌が止まりませんでした。
「あれは人間じゃない。よくは分からんけど、あれが見えたときに手の甲をこっちに向けて手を振ってた。」と。
自称霊感の有る人達は、幽霊と人間の違いをどう判別してるんですかね?
自分の近くには居てないので興味は尽きないです。