身内にまつわる不思議な話
投稿者:比呂 (4)
私の身内には不思議な体験をした方がたくさん居ます。
たとえば昔、私の曽祖母が亡くなった時の話です。
葬式が終わって家族全員が悲しみに包まれている中、ある夜祖母が就寝しているときのこと。
家は古い1軒家ですが、和室で寝ていた祖母は廊下の方から何か物音が聞こえて目が覚めてしまったそうです。
最初のうちは、「泥棒でも入っているのではないか?」そう思い、違った意味での恐怖感を味わったようです。
ところがどうやら様子がおかしい。
和室のふすまを開けて、そっと廊下を覗いてみると、
なんとそこに立っていたのは亡くなったはずの曽祖母。
廊下に収納(押し入れのようなもの)があるのですが、
祖母が言うにはそこを開けて何かを探していたようです。
ブツブツ…と何か言いながら探していたようで、よく耳を澄まして聞いてみると
「あれが無い… 私はあれが無いと死んでも死にきれないのよ。
どうして無いの」
そう言いながら収納の中をずっと探していたようです。
何を探していたかは祖母にも分からなかったそうです。
次のエピソード。
田舎の親戚が危篤状態だったときのことです。
あぁ、もうすぐなのかな、家族で昔話でもしながら思い出に耽っていました。
また、幼かった私達が寝静まる夜中12時頃、仕事があって起きていた母はうたた寝をしてしまったようです。
すると、その危篤状態の親戚の声が、
「〇〇ちゃん!(←母の名前) 私もう行くからねぇ」
と聞こえ、飛び起きたみたいです。
妙な胸騒ぎがする中、その数分後に亡くなったとの一方が。
他にもたくさんありますが、いずれにせよ私のそんなに遠くない親族の話なので、あえて嘘を付くとは全く考えづらいです。不思議なことは実際にあるのだろう、私はそう信じています。
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