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colotocさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

何故か人生の転換期に起こる不思議な感覚の話
長編 2021/10/22 07:29 2,800view

ずっと不思議に感じていたことがあり、今回思い切って投稿したいと思います。怖い話ではなくてすみません。

誰でも「人生の転換期」というものがあると思います。学校を卒業して就職する、結婚する、転職する、等です。

30代の或る日、仕事で客先に向かって歩いていた私は不思議な感覚に襲われました。

なんとなく「平和だなぁ」「これでいいのかななぁ、いいんだよな」と考えていたら突然、時間を超越したような永遠感覚とでもいうような、何とも言えない不思議な感覚に襲われたのです。

それは10分間くらい続き、客先に向かっていた私は、思わず立ち止まってしまいました。
その頃はバブルの絶頂期で仕事は順調、収入も良く何の問題も無い時でした。

まさか、その2週間後に会社が倒産するとは思いもしませんでした。
そして次の就職先を探し転職したのですが、そこで、私のその後の人生を大きく左右することになる上司と巡り合うことになるのです。

その人に巡り合ったおかげで、その後、私はどれだけ救われたことか。

それまでの私は上司に恵まれず、常に自分一人で全てをやらざるを得ない状況に追い込まれていたのです。

それが、その上司に出会い、彼と協力しながら進めた仕事は見事に成功の連続で、私の評価も上り地位も上がって行ったのです。

実はこの不思議な感覚が発生したのは、これが初めてではありません。
その前の職場で会社にいた私の所に一人の中途採用の新入社員が配属され、初めて会った時も同じ感覚が発生したのです。

その時は、まさかその女性と3年後に結婚し、一緒に長い人生を歩むことになるとは夢にも思いませんでした。

何故か、私は人生において大きな転換が訪れる時には、前兆現象として「不思議な永遠感覚」が頭の中に湧いてくるのです。

そして次に、それが来たのは50台の半ばを過ぎた時でした。その頃、私は決して楽しいとは言えない仕事をしていたのですが、或る日、夕食後、TVを見ていたら、また突然、その「永遠感覚」が起こったのです。

それまでの経験で「これは何か起きるな」と思っていたら、その「決して楽しいとは言えない仕事」は「客先の都合で今月一杯で終了」ということになったのです。

その後、私は自営業に転じ、幸い、その自営業も軌道に乗り現在に至ります。

この「永遠感覚」が起きる時は常に「とりあえず困ったことになる」のですが、最終的には必ず、より良い方向に転ずるのです。つまり結果オーライになるのです。

ですので50台の時に起こった時には、「これは最終的にはよりよい状況になるな」という確信がありました。

事実、自営業に転じた現在の私は、経済的にも仕事的にも家庭的にも恵まれ悠々自適な生活を送っています。

もし、あそこで仕事が打ち切りにならなかったら現在の私はなかったでしょう。

始めた自営業も最初は上手くいかず、困ったなと思っていたところに突然、現れた(何でも仕事の打ち合わせをした帰り道に偶然、私の家の前を通り「これだ!」と直感したのだそうです)協力者のおかげで予想もしない展開を迎え、予想もしなかった高収益が出るようになったのです。

その後、施設を拡充し更に収入も増え、今でも、その方と一緒に仕事をしています。

よく人間には「第六感」というものがある、と言います。

私は超能力など全く信じていない現実主義者ですが「何か大きな災害が起こる直前」に鳥や動物に普段では見られない行動、現象が見られることがあると言います。
これは予知能力などという物ではなく「迫りくる危険を察知する能力」と言った方が良さそうです。

全ての動物の脳には偏桃体という「危険察知能力」の元となる部位があります。

偏桃体が司っているのは「状況が自分の存在を脅かすものかどうか」を判断する能力です。
そして何かのセンサーが危険を感じ取った瞬間、偏桃体に信号が送られ、それが鳥や動物の異常行動になるのではないか、と考えられているそうです。

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