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不思議体験

霊感のある主婦の暇潰しさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

精神の限界と言う名の悪夢
短編 2026/08/31 18:01 73view

※これは実話をもとに構成しています。

私は昔、うつ病になったことがある。
ある絶望に打ちのめされ、わずか20日で10キロ痩せた。
眠れない。食べられない。本も読めない。
ベッドに横たわっていると、ただ涙だけが流れてくる。
「生まれてきたことが罪だ」
「生きている私が申し訳ない」
そんなことばかりが頭に浮かんでいた。
そして、うつ病で心も身体も限界だった頃、私は何度も悪夢を見た。

その中でも、今でも忘れられない夢がある。

私は悪夢にうなされるようになった。
夢とは思えないほどリアルな悪夢。
全身が汗でびっしょりになるほどの寝汗。
そして、ただでさえ眠れなかったのに、不眠はさらにひどくなっていった。

うつ病から、どうすれば逃れられるのか。
今ならいろいろ考えることができる。
でも、当時はそんなことを考える余裕すらなかった。

そして、ある夜。

やっと眠れたのだろう。
私は、ひどく恐ろしい夢を見た。
――――――――――

ペンキがところどころ剥がれ落ちた、古い古い螺旋階段。
私は、その階段をひたすら上っていた。
どこまで上れば頂上なのか、まったく分からない。
どこまでも続いているような、長い長い螺旋階段だった。

一段踏むたびに、
ギシ……ギシ……
古びた階段が、不気味な音を立てる。
しばらく上っていると、下のほうから奇妙な足音が聞こえてきた。

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