僕は、青色の帽子を深くかぶり、ポストに退職願を出しに歩き出した。
ついでに近くにある神社へ行こうと考えていた。
僕は、ブロック塀で挟まれた道路を歩きながらふと横に貼られていたポスターに目を向けた。
行方不明者に関するポスターだ。
少しして、僕はまたポストへと歩き出した。
あたりを見渡すと、もう暗くなっていた。
僕は、もう少し早く出るべきだったと後悔した。
家を出て30分くらいたったころだろうか。
僕はポストへとたどり着いた。
退職願に書かれている住所などを確認した後、ポストへ入れた。
本当だったら直接渡さないといけないのだが、今は人に会うわけにはいかない。
僕は神社へ向かった。
最近、最悪な悪夢を見る。
それを祓ってもらうため、家の近くの神社へ向かうことにした。
ポストを去り、少し進むと神社の看板があった。
罪滅□神社と書かれている。(□の部分は、木の看板のせいか削られて見えなくなっている)
ついに神社へと到着した。
とても暗くて不気味だったから、お賽銭をし、もう悪夢を見ませんようにとお願いして、足早に神社を出た。
暗い夜道の中、退職願を出したポストの前を通り過ぎて、そのまま家に帰った。
その日はすぐ寝ることにした。
…。
僕はその日も悪夢を見た。
目の前には、ポストへ向かう時に見た、行方不明者の女性がいる。
僕は叫ぶ。
「もう許してください、ごめんなさい」
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後日、警察署に出頭した男がいたという。
彼は行方不明になっていた女性を殺害したという。
警察の調べによると、男は、罪滅無神社でお祓いしていたらしい。



























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