これは私が中学生の頃のお話です。
私にはいつも遊ぶ友達2人がいました。
このお話では、A、Bと表すことにします。
私たち3人は学校からの帰宅後いつも通り、
公園に集合して遊ぶ約束をしました。
その日は、私が公園に一番最初についたので、
暇だなと思いつつそこにあったブランコに乗って遊んでいました。
その後、少しするとAが公園に到着しました。
しばらくの間、私とAの二人で遊んでいたのですが、集合時間から30分たってもBが来ないことに私とAはおかしく思いました。
流石におかしいと思い、私はBに電話することにしました。
私「もしもし〜?いつになったらくるの?」
B「今知らない人が家のドアをずっと叩いてるの。」
私「え…?それってやばくない?」
B「早く助けて…」(泣きながら)
私「わかった。すぐに警察に連絡する。」
その後警察がBの家に到着しましたが、もう誰もいなかったそうです。
私たちはBに何も起こらなくて安心していましたが、その2日後、Bの住むアパートで、
強盗殺人事件が、 起こりました。
約1ヶ月後、その殺人犯は逮捕されました。
その後の事情聴取でわかった事なのですが、殺人犯はナイフを持っており、殺人事件の二日前からそのアパートを下見していたそうです。
それから10年たった今でも、A、Bとは仲良くしていますが、1度もあの話題にはなったことはありません。
もしあそこでBがドアを開けていたら…
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