これは私が子供の時の話です。
当時、私の幼稚園では節分の時に
豆まきをしていました。
幼稚園の先生には、
「豆を投げないと、鬼に食べられちゃうよ。」
と皆言われていました。
それで節分の日が来た時、
皆先生に言われ豆を投げていたところ、
隣のクラスから子供の悲鳴が聞こえてきました。みんなその声に驚いて、
クラスを見に行っていましたが、
私は少し怖くて見に行くことが出来ず、
扉からチラチラ見ていました。
するとその隣のクラスから、
鬼の仮装をしている人が外へ逃げていきました。
私は特に気にせず、自分の教室へ戻りました。
私はその夜、隣のクラスのAちゃんが
鬼に喰われるという夢を見てしまい、
怖くなって母にその事を話しました。
そしたら母が青ざめた顔をしたので
「どうしたの?」と私が聞くと母が
「なんでもない。そういえばAちゃんが
転校したそうよ。」と言っていました。
私は当時まだ子供なので特に気にせず、
準備をして幼稚園に向かいました。
私はふと気になってAちゃんのいるクラスを見てみたら、クラスの皆が青ざめた顔をして
「たべられたくない」
と連呼しながら怖がっていました。
私はその声を聞いてもしかしてと思い、
そのクラスの友達に聞いてみました。
「なんでみんなこわがってるの?」
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