今年、僕の学校の給食が無償化された。月曜日は僕の好きな鶏の唐揚げだった。
食べてみると僕のお母さんが毎日つくってくれる美味しい唐揚げのような味がしてとても美味しかった。
火曜日はハンバーグだった。これもまたとても美味しかった。水曜日は豚汁だった。
この豚汁は豚肉がたくさんはいっていてお腹いっぱいになった。
それからさらに2日がたっても僕の好きな肉料理がたくさんでたので喜んでいたのだが月曜日再び登校したら一年生のクラスに誰もいなかった。
学級閉鎖かな?
と思ったがかぜが流行っているなんて聞いたことがなかった。
その次の月曜日は2年生のクラス。そのまた次の月曜日は3年生のクラスとどんどん学校から人がいなくなっていった。
それからも毎日肉料理だった。そしてついに5年生のクラスまでいなくなり学校にいるのは僕たち六年生だけとなった。
ぼくは金曜日たまたまかぜで休むことになった。お母さんが買い物にいっているときにピンポンがなったので見てみると白衣をきたおばさんがたっていた。「ちょっと待ってください」といってドアを開けた。
僕は給食が無償化された理由を理解したがもうおそかった。
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