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心霊

大幸さんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

トンネルに行った時の話
短編 2021/03/23 12:24 1,498view

友人3人で、同期のbと先輩が運転する車で、トンネルでの心霊スポットに行った時の話

車で長い不気味で暗い山道をのぼって行きトンネルへ向かった、トンネルの入り口付近に車を止めようとした時先輩が「僕ら以外にも誰かここ来てるぞ」と言った僕らはその突然な先輩の発言にビックリした、
次に先輩が発した言葉は「ほらあそこ見ろよ」とそう指差した方向に1台の軽自動車が止まっていた、そこで僕は安心した、他にもこのスポットに来ている人がいるならなんだか安心できた、

そして軽自動車の横に車を止めて、トンネルに進もうとした時、友人のbが急に「怖いから行きたく無いと言い出した」先輩が無理やりbを引き連れ、トンネルの中を歩いて行った、
そうすると少し先に軽自動車で来たであろう6人グループがいた、そのグループに僕らは合流してトンネルをさらに進む事になった、心霊スポット巡りの趣味や怖い話好きもあって直ぐにグループとも仲良くなれた、

トンネルを進んで行くが、全く怖い気配すらなく進むがトンネルを抜けても何も起きなかった、

仕方なくさっき通ったトンネルの道を引き返す事になった、そこでトンネルの『シミが人の顔に見える』やグループの一人が脅かすなどしてトンネルを歩くもやはり、何も起きなかった、

そしてとうとう何も起こらぬままトンネルを出てしまった、このまま帰れないと思った私たちはいくつかの提案を出し合った、その結果途中合流した中の一人の男性が、二人ペアーで行動してトンネルを抜け、トンネルを抜けた先で待ち合わせて、またそこから二人ペアーでトンネルを抜けてここでまたここに戻ってこようという提案に決まった

早速じゃんけんをしてペアを決める事になった、ここで初め怖がっていたbが急に体調不良を理由に『帰りたい』と言い出した、僕は体調不良を理由に怖がっているのだと思った。
だが、『帰りたい』何度も何度もそして僕の耳元で『頼む、とにかくここから去りたい』と言った、いつものbではなかった。なんとかその場を説得してそのグループと別れ車に乗りトンネルを抜け山道を降って行った、コンビニの駐車場に車を停めbが『変だたよね』と僕たちに言った、
僕たちは何に対しての言っているのか分からなかった、そして、僕が『何が?』と言い返したそこでbが『あのグループ6人おかしいよ、だって何も会話に入ってこない男子いたし、なんか、ずーと僕を睨んでいて怖かった』と言い出した、
『なにそれ』僕が言い返す。少し時間が経ち先輩が怖がり出した、僕が『どうしたんですか?』と尋ねると、先輩が『あのさ・・・、トンネルの前に止まっていた車ってさ・・・、軽自動車1台だったよな・・・、いや、どう考えてもさ、大人6人が一緒に乗れないよな・・・』そこで僕たちみんな凍りついた。今思うとあのままあの場に居いたら、僕たちはどうなっていたのかと思うとゾッとする。

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