試さなければ

A(主人公)のクラスでは最近霊を呼び出したり、心霊の噂を試したい、そんなことが流行りになっていた。

そしてAとAの友達二人、B・Cといっしょに午後4時44分44秒に
学校の階段のおどりばの場所に体をつけていると異世界に転生するという現象を試すことにした。

学校の放課後は、閉まっている。

でもどうしても気になった。

だから潜入することにした。

そして、うまく侵入できた僕たちは、壁に体を張り付けて待ってみた。

でも誰も見ていない状態でということで、僕たちは別々になることになった。

とうとう午後4時44分44秒になった。

すると下の方から友達の悲鳴が聞こえた。

急いでもう一人の友達と行ってみると………

壁から黒い手が友達のBを引っ張っていた。

急いで引っ張ろうとしたがもう遅く、壁の中に消えてしまった。

その日は、どうしようもなくもう一人の友達Cと急いで学校から出た。

そして次の日

Aの友達の一人Bが行方不明となってしまった。

先生が誰か知っている人はいないかと聞いてもAたちは黙っていた。

親は、午後4時頃に遊びに行くと言っていたらしい。
でも帰ってくることはなかったという。

そしてAはなんとか助け出せないかとスマホで調べた。

すると………………..

一度異世界に転生するともう一度も

「戻って来られない」という。

Aは、心霊現象をためしてしまったことにすごく後悔した。

この話は自作しました。