私には友達のAがいた。
私は、学校では全然人と話さなくて唯一の友達だった。
Aは、花言葉が詳しくて一緒に花言葉のあてあいをしている。
A「この花の花言葉は?」
私「黄色い薔薇?なんだっけ?」
A「正解は、友情だよ〜!」
と、毎日帰りに問題を出し合っている。
でもある日、友達と喧嘩をしてしまった。
この日は、別々に帰った。
でもその日の帰り、Aが交通事故で亡くなってしまった。
私は、嘘だとしか見ていなかった。
だから私は、LINEを開いてLINEする。
すると未読から既読になった。
私は、これは夢だと気付いた。
母にこのことを言った。
でも母にはこれは未読だと言うのだ。
そしてしばらくしてAの葬式があり、私はこれは本当のことなのかわからなくなってしまった。
Aの墓地へ行くと、黒い薔薇や99本の薔薇があった。
誰がお供えしたのだろうと私は違和感があった。
なぜならAは私と同じようで全然人と話さない子だったし。
私は、お供え……の意味がわかりスノードロップという花を添えて、線路に飛び込んだ。
前のページ
1/1
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 14票























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。