人身事故!あの夢はなんだったのか?
投稿者:キヒト (8)
「あれは何だったんだろう?」と思いながらも、誰にも話していない高校時代の不気味な体験について書かせてもらいます。
うちは都内ではそれなりに大きい家だと思います。最寄り駅からも徒歩3分以内、不動産物件としては申し分ないはずです。
ただ線路際にあるので快適な暮らしは出来ません。騒音はもちろん、カーテンを開けて窓の外を見ると車内の人と目が合うとかプライベートもままならないのです。
さらに線路をまたいで向かい側に公園があるのも最悪です。線路に人が立ち入り易いので人身事故が定期的に発生するのです。
リアルタイム事故物件という感じでいやな人は引っ越すでしょうが、うちは戦後くらいからそこに住んでいるのでもはや宿命的に住むしかないという感じですね。
でも私にとって一番のストレスはやはり騒音です。神経質なので不幸としか言いようがありません。
大学受験の頃は定期的に聴こえてくる電車の音が勉強の邪魔で仕方ありませんでした。夜10時位から部屋で机に向かいますが音が気になって全然集中できないのです。いつもデスメタルをガンガン聴きながらやるのですが、そうすると必ずと言っていいほど同じ夢を見るのです。
ライブ会場にいて舞台に上がり客席にヴォーカルとダイブして落ちた瞬間に目覚めるというのがお決まりでした。病みつきになっていて、そこから勉強開始という流れになっていました。ある日お決まりの夢を見ましたが、何故か自分は呼ばれず小学校、中学校と一緒だった同級生が飛びました。
でも何故か観客が両脇によけて彼女は床に激突して会場が騒然となり救急車の音が鳴り響いて「はっ!」と起きました。
窓を見るとカーテンに赤がチカチカ映っていて外を見ると人身事故らしくリアルに救急車が来ていました。ゾゾッとしてその日は布団をかぶって寝ました。
後日分かったのですが、その夜亡くなったのが夢でダイブした同級生だったのです。彼女は高唇裂と片目が開かない顔に障害があっていじめにも合っていました。友達もあまりいない感じで私も親しくはありませんでしたが、林間学校の時は同じ部屋で一緒にトランプをやった思い出はありました。あのタイミングで彼女がダイブする夢を見たことは今でも偶然とは思えず怖くてたまりません。
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