サクマ様
投稿者:さるかみ (4)
X県の山奥にある地域に伝わるお話。
その地域にはタイトルにもある通り「サクマ様」と呼ばれる物体と神社があります。
サクマ様に関して禁忌とされる行為がいくつかあり、年齢が23を越えている者は見てはいけない、お辞儀をしてはいけない、サクマ様の事を口伝してはいけない。紙に書け等意味が分からないものが何個もあります。なんでも禁忌を犯したものはサクマ様と入れ代わる、精神が壊れるとか。実際に13歳の女子と18歳の男子がサクマ様を見てしまい昔で言う座敷牢に入れたとか。ところで読んでる人も気になると思います、「サクマ様」とは一体なんなのか?
サクマ様が生まれたのは今から79年前、1944年の夏のこと。当時の村に住んでいた神埼佐久間さんと言う方でいわゆる精神障害者の方でした。知ってる人もいるかと思われますが当時は精神障害者というのは煙たがられ、嫌われておりました。さらにその時は太平洋戦争が勃発していました。教育のおかげか当時の人びとはどうやってお国のために役に立つかを重要視しており、村人達が決めたその方法は「大和民族の名を汚す佐久間を殺す」でした。 村長であった為作(ためさく)は佐久間に「楽しいことがある」と誘導し、岩の上に佐久間の首を固定しようとしましたが佐久間が暴れたため、その時暇だった23を越えた若者たちが佐久間を力ずくで固定し為作の息子であり、佐久間をいじめていた和正(かずまさ)が斧を使い首を落としたそうです。それ以来、佐久間を固定した者やイジメをした者、村長たちが次々に狂っていったため佐久間を奉ることにし神社を作り佐久間が好きだった物をお供えしているようです。
人の恨みって怖いですね、皆さんも気を付けてくださいね 下手な文を読んでくれてありがとうございました。
もしかして、神社にお供えした佐久間が好きなものが、サクマドロップだったとか
呪いって怖いですよね