ごめんなさい
投稿者:さるかみ (4)
何年も前の話。
俺は通信指令本部に勤めてていつも通り、入電した通報を対応していた。その日、ある通報が入って内容は「家に人が入ってきた、助けてくれ」で俺はヤバいと思って住所を聞いたとたんすぐ電話が切れた、だから俺は焦って近くの警官に伝えようとしたら当時の上司だった人に肩を叩かれ顔を向けたらこう言われた「この通報は気にするな、忘れろ」と言われた。俺はわけがわからなくなって「なぜ助けを求める人を忘れろなんて言うんです?!」とキレた。そしたら
上司「○○君(俺の名前)はここに勤めてるんだから最低限は知らせるべきだな。こっちへ来てくれ。……実はあの通報はホンモノではないんだ」
俺「はい?ホンモノじゃない?どうゆう事ですか?」
上司「あの通報はここに届いてはいるが実際は誰も通報してないしそんな事件は起きてないんだ」
俺「ではあの通報は?」
上司「なんと言えばいいか…簡単に言えば霊のしわざだ」
俺「はい??霊?霊が通報するんですか?」
上司「いや通報してるというより…地縛霊の一種みたいなものでな、実はあの通報は実際に何年か前にあった通報なんだ、あの時もこんな感じで通報があってすぐに警官を向かわせたんだが間に合わなくて通報した家族が惨殺されたんだ、それ以来この時期になるとあの通報が入るようになった。」
俺「そんなことが……それとは違う本物の通報の可能性はないんですか?」
上司「ないな、いつもこの時期、この時間、同じく通報だ。しかもあの時と同じ席にかならず通報が来る……恨んでるのかもしれんな、命を賭けて通報したのに見つかって殺されたんだからな」
俺は声が出なくなった
その年に上司は定年で辞めて俺は今でも続けているがなぜこんな事を書いたかと言うと実は上司が死んだんだ。上司の奥さんに話を聞いてみたんだけど状況的にも多分、惨殺事件が起きた家に行ったんじゃないかな…死因も被害者達と同じらしいな。楽しいオチもなにも無いけどこれは俺が体験した話だ。この職を続けてくかぎりこんな変な事にも遭遇すると思う、だから覚悟しとくよ
本当にあるんですね。
無念。
成仏し欲しいですが。
奇々怪怪です。
リアルな話で、警察は霊の存在とか信じる人多いよ。
((( ;゚Д゚)))
110番通報を受けるのは”通報指令本部”ではなく”通信指令本部”
なので、訂正した方が良いかと(「実話怪談」と言っているわけではないので良いのかも知れないけど、知ってる人は創作話だって気がつくよ
ゾクッとしました。
どうしたにょ?