手品_加筆修正版
投稿者:kana (210)
最近、手品と言うと目の前で見せられる不思議なテーブルマジックなんかが主流だと思うけど、ボクが子供の頃に流行っていたのは、箱に入った人にナイフを刺して別の箱から表れるとか、手錠をして水中に入れられ、時間内に脱出しないと大爆発するとか、そんな大がかりな仕掛けをするものだった。
中でも一番グロかったのが、電動丸ノコで人間を切断する「人体切断マジック」というものだと思う。催眠術で助手を台の上に寝かせると、大きな電動丸ノコが出てきて、助手の体を真っ二つにするというものだ。上半身と下半身をぶった切って、最後は無事、元の体に戻った助手が目覚めるというものだった。
あるとき、家でお留守番をしていた小さなボクは、いつものように何気なくテレビを見ていた。チャンネルを回しているとなんだか安っぽい舞台の上でマジックを披露しているシーンが映った。ちょうどこれから「人体切断マジック」をするところである。
昔はエロとグロが普通にお茶の間に流されていた時代である。子供も耐性ができていたものだ。やがて台の上に寝かされた助手のお腹に電動丸ノコの刃が入って行く。
助手が「ぎゃぁぁぁ」という叫び声あげ、それと共に血しぶきが飛び散り、手品師はその血まみれの腹に指を突っ込んでぐちゃぐちゃとかき回し、内臓を引きずり出して、指でもてあそんで観客に見せた。
「うわぁぁ」と思ってみていたが、やがて手品は終わったのか、電動丸ノコと切断された助手はそのまま台ごと舞台袖に下げられていった。
「あれ?助手さん、元に戻って出てこないのかな?」
そう不安に思って見ていたが、結局、最後まで切られた助手が舞台に戻ってくることはなく、恐ろしい想像と不安だけを残して、番組は終わった。
それ以来、テレビで電動丸ノコを使った手品は一切見なくなった気がします。
kamaです。また画像添付に失敗しました。
なにかコツでもあるんでしょうか。
画像だけはあとから編集でアップもできず、ちょっと寂しいですね。
それと・・・画像の種類、もっと欲しいですね。
↑画像の種類…確かにもっと欲しいですよね~
現れなかったんですね