修学旅行で心霊写真

中学校の時の修学旅行の話です。

京都に修学旅行に行ったのですが、宿泊先は滋賀県の琵琶湖沿いにある高層の大きなホテルでした。

このホテルに他校もたくさん宿泊しており、私たちの学校はかなり上の階の２フロアに滞在していた記憶があります。部屋は琵琶湖が一望できるように湖側がガラス張りになっていて高層から見る景色はとても美しかったです。ちなみにバルコニーはありませんでした。そして本題に移りますが、私たちの隣の部屋で心霊写真が撮れたんです。

夜にガラス張りの窓を背に友人たちが三人並んで写った写真なのですが、なんと窓ガラスいっぱいに無数の手が写っていたんです、、、、。

もちろん手垢でもないし、部屋にはバルコニーがないから誰かのいたずらということもありません。そもそもかなりの高層だったのでそんなことは不可能だし、、。とにかく窓ガラスに隙間なく手が写っていて本当に恐ろしい写真でした。

修学旅行から帰ってきたあと、心霊写真の話は瞬く間に校内で話題になり他のクラスの子がその写真を見にやってくるほどだったため、教師たちの耳にもその話がすぐ入り、結局、心霊写真とネガ（←当時はインスタントカメラ）は担任の先生に没収されました。先生は「ちゃんとお祓いしてもらうから。」と言っていたようですが、本当はどうしたのか不明です。

それまでは心霊写真なんてテレビのやらせだと思っていたのですが、あんなにハッキリと写った写真を目の当たりにしてから心霊写真だけは信じるようになりました。（笑）あれからかなりの年月が経ちましたが当時の同級生たちもあの写真の話だけはしっかりと覚えています。