私はゼロ感です。
昔から心霊やオカルト話に興味はあっても、エンターテイメントとして楽しんでいます。
そんな私はバイクに乗っていても頭にあるのは「安全第一」
十字路から人が飛び出さないか…
歩道の人が突然車道に転んだりしないか…
そんな事を考えながら運転しています。
ですの重箱の隅をつつくように普段から心霊やオカルトを探してはいません。
「あの道で立ってる人が急に飛び出すかもしれないから気をつけよう」
通り過ぎてからバイクのミラーを見ると誰もいない。
「前のタクシー、子どもがこっちみてるかわいいな。」
「じっと見られると恥ずかしいから目をあわせるのはちょっとな」
タクシーの更に前方へと視線をずらし、しばらくしてから目を戻すと誰も乗っていない。
気づいた瞬間は本当にそこに人がいると認識しているので、バイクの運転には更に注意を払います。
でももう一度確認するとそこには誰もいないんです。
真夏なのに家の門の前でセーターを着て毎日毎日座り込む男の子。
開いた車庫の中の車の上で正座している白いワイシャツの男性。
雨でもないのに傘をもちフラフラうつむきながら歩く男性。
この3人はその道を通ると必ず出くわします。
時間を変えても、日を変えても、毎日毎日そこにいるんです。
「売り家」と掲げられた家の中でパジャマを着てこちらをみている老婆もいました。
この家は現在取り壊されて更地になっているため、もう見ることはありません。
普段人が通らない十字路で、車や人がいないことを確認して曲がった瞬間に、
青い作業服を来た男性が車道に立っていたこともあります。
慌ててブレーキをかけたのですが男性どころか周りに人すらいませんでした。
今までそんな風にブレーキをかけたことがなかったですし、
十数年通った道のその場所でそういう経験はありません。
その付近で作業服を着た人を見ることもなかったです。
今までもおかしな人がいても「見間違い」「気のせい」にしてきましたが
この時ばかりは「人がいたはずなのに!」としばらく信じられませんでした。
いくら私が心霊やオカルト話が好きとはいえ、誰もいない場所で
勝手に心霊を妄想したりしません。ましてやバイクの運転中。
体が丸出しになるバイクでの事故は悲惨ですから注意に注意を重ねて運転しています。

























実はかなり霊感強いのでは…
そんなに見えるなんて運転しづらそうですね!