地下鉄飯田橋駅で遭遇した女性の幽霊
投稿者:madcat (3)
2015年8月8日に私が実際に体験したお話です。
当時は真夏とは思えないほど涼しい日でした。朝から曇りで昼間でも気温は25℃くらいでした。
私は友人宅を訪ねて帰路に着く途中で、服装はサマージャケットを着ていました。
飯田橋駅でJR線に乗り換えようと知人と電車内で別れました。
私は車両を降りる群衆のなかに入らず最後尾を歩いきました。私の後ろをついてくるのは駅員さんだけでした。
地下鉄からJR線に向かうのに改札口に向かって乗車券をポケットから取り出したときです。
そのときです。私の横をすり抜けるように追い抜く女性の後ろ姿が目に入りました。
私の後ろに乗客がまだいたのかとぼんやり思いました。
女性は髪を後ろに束ねていて、服装はタンクトップに膝くらいまでのスカートとハイヒールでした。
冒頭でお話したとおり、その日は真夏にしては涼しかったので長袖シャツの人々も多かったのです。
私はその髪を束ねた女性について「あれ、あの人、寒くないのかな?」と思ったくらいです。
私が数秒遅れで地上に向かう階段にさしかかると、その女性の姿はありませんでした。
数秒の差なので距離にすると3~4メートルくらいのはずなのに姿が見当たらないのです。
そのとき思ったのです。その女性はハイヒールを履いていたのに床を歩くときの音がまったくしていなかったからです。
音もなく私の横を通り、歩いて行ったのです。
突然、後ろから突き飛ばされる衝撃を受けました。私はその場に転げ落ち天井が目に入りました。
私の後ろには誰もいませんでした。転倒した私は、右足を複雑骨折する大ケガで救急搬送されました。
もしかしたら私は、異次元の境を見てしまったのかもしれません。
監視カメラはなかったのですか?
当日の東京都心の最低気温は25℃ぐらい最高気温は30℃ぐらいだったようですね。