私は所謂、霊感と呼ばれるものがあり、
金縛りは勿論、幽霊を見る事も多々あります。
これは千葉県某市にあるビジネスホテルで、実際に起こった出来事です。
部屋に入る前から、薄気味悪い雰囲気を感じてはいたものの、
その時の私はそれを無視して部屋に入りました。
シャワーも浴び、寝たまでは良かったのですが…
深夜に目が覚めた私は、案の定金縛りにあっていました。
またか…と思っていましたが、どうも今回は様子がおかしい。
ベッドの右側に誰かがいる…
しかし、視点をそちらに向けても誰もいません。
けれども、確実に誰かがいる!
…そう思った瞬間でした。
ベッドの右側下から細く真っ白な手が、
ゆっくりと私の方へ伸びて来ました。
これはヤバい!
そう思うも身体は全く動きません。
その間にも、
ベッドの下からは徐々に女性の頭までもが見え始めてきています。
女性の頭から顔面にかけては、
血でベットりと濡れていました。
私は何故か目を逸らすことが出来ずに、
その女性と目があってしまいました。
その時の女性の目は今でも忘れません。
血が目に入っていたのか分かりませんが、
真っ赤な目をして、私を睨んでいたのです。
その女性は私の右腕を物凄い力で掴み、握ってきました。
そこからの記憶はありません。
意識を回復した時には、女性の姿はありませんでした。
しかし、腕に残る手の形の痣は、
確かにあり、あれは幻覚ではなかったと証明していました。
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