真冬のドライブ、奥入瀬渓流

私は日本全国愛車でドライブするのが好きなのですが、これは2年前の一月、青森などの北東北をドライブした時のことです。

一月の青森県は寒く、氷点下で吹雪でした。
秋田県の道の駅から十和田湖を通り、青森市内へ行く途中に奥入瀬渓流を通りました。

十和田湖や奥入瀬渓流は昼間は観光客で賑わいますが、夜には人っこ一人もいない。特に冬は、、、。
ご存知の方もいるかもしれませんが、この間にコンビニなど全くなく夜には真っ暗です。

走行中どうしてもトイレに行きたくなった私は公衆トイレによりました。
吹雪で前も足元も気にしながらちょこちょこ歩いていたら、暗闇の中に男性らしき人を発見しました。
その人は、休憩所の脇のテラスのようなところにいて、ちょうどうっすらと顔が休憩所のライトに照らされている感じでした。
近くまで行き確認しようと横目で見るとそこには人はいませんでした。
見間違いかなと思いながら用を足しました。でもよく考えると休憩所には自分以外の車はなかったし、大体こんな吹雪の夜に外でぼーっとしてるわけないよなと思うと非常に恐ろしくなりました。

私が見たのは一体なんだったのか？見間違いかもしれませんしもしかしたらこの世のものじゃなかったかもしれません。でも私には霊感はありません。そういえば奥入瀬渓流は、青森県の心霊スポットとして出てきていたりもしますし、その男性を見た瞬間私の霊感が目覚めたのかもしれません。