水を一口飲もうとしたら、コップ自体がなかった。
(お冷やくらい出せよ!)
セルフサービスでもないらしい。
そんな人生最大のピンチに陥っていて悩んでいると、マスターがいつの間にかこちらに来たのか、かなり近くに居てギョッとした。
そして、対面の椅子を引いてゆっくり腰をおろした。
煙草を咥えていた。
今の時代ならありえない…
それに、このマスター、愛想が悪い訳ではないけど全然目が笑ってない…
「早く食べなよ…」
マスターが無表情で言った…
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